鄙舎 茅の葺き替えプロジェクトについて

2017年、13年ぶりに行われた「鄙舎(ひなや)」の茅葺き屋根、葺き替えの様子をプレイバック!当時の臨場感あふれるレポートを、お楽しみください。
茅の層は、さらにさらに厚くなり、とうとうカメラのフレームに収まらなくなってきました!日差しの強さが増す中、平を葺く作業は続きます。



2017年5月18日(木)
本日はよく晴れました。昨日行われた「茅葺き職人の弟子になれる日」で弟子たちが葺いた平部分が、職人さんの手直しによって、美しく仕上がっていました。平を葺く作業がずっと続いていますが、屋根の高さがずいぶん高くなりました。特に角の部分のボリューム感は大迫力です。もうカメラのフレームに収まりきれなくなりました。一番厚いところで70cm、平の厚み平均40cm〜60cmぐらいあるそうです。
ところで、お天気が良いと作業ははかどるのですが、最近は、日差しがどんどん熱くなってきており、職人さんを直撃します。一方、日が長くなり、夕方は涼しくなります。そこで夏には、昼2時か3時頃まで休憩をとって、その分夕方延長して作業することがあるそうです。








2017年5月19日(土)
2017年5月19日(土)
作業地点は日に日に高くなっていきます。一層を葺くのにかかる時間が短くなっているように思い、職人さんに尋ねてみると、上部ほど屋根がすぼまっていくので茅を葺く面積的には小さくなっていくからですかね、とのことでした。
撮影中、ふと本社駐車場に向かうスロープの方に目を向けると、若手の腕利きの職人さんのひとり、松木さんが立って屋根を見ています。今ぐらいの段階で、遠くから屋根全体がどういう形になっているか把握して、それから上を葺くためのイメージと、最終的な屋根の仕上がりのイメージを掴むそうです。
屋根の上では、現場大将の森原さんがパトロールのように葺き加減をみながら指示を伝え、皆でガンギで叩いています。棟にピンと張られた赤いテグスに向かって、屋根全体の傾斜を調整していくのだそうです。



