鄙舎 茅の葺き替えプロジェクトについて

2017年、13年ぶりに行われた「鄙舎(ひなや)」の茅葺き屋根、葺き替えの様子をプレイバック!当時の臨場感あふれるレポートを、お楽しみください。
棟上げを無事行い、葺き替えはいよいよ仕上げに入ります。通称「散髪」というそうで、葺いてきた茅をチェーンソーやハサミを使って刈り揃えていきます。







2017年6月15日(木)
本日からは、上から下に向って茅を刈り揃えながら下りてきます。足場の杉が外れるため、もうそこから上に登ることはできなくなります。チェーンソーやハサミを使って刈り揃えていくこの作業を「散髪」とも言うそうです。今は機械を使うことができるので、昔ほど時間がかからないそうです。










2017年6月16日(金)
散髪も順調に進み、屋根の中腹まで刈り揃えてられてきています。妻側は破風に鳥などの動物が入らないように格子を取り付けるため、平(広い面積の屋根側)の東西から仕上げていきます。2本、3本と横木が外され、刈り揃えが進んでくると、屋根が急に大きく見えてきました。そして、屋根に優しい緩やかなカーブが浮かび上がった時、本当に美しいと思いました。












2017年6月19日(月)・20日(火)
刈り揃えが完了したそば畑側の平(ひら)では、軒の仕上げが始まりました。テグスを張ってハサミで慎重に刈っています。今までダイナミックに作業していた職人さん達が、ペタンと座り込んで少しずつ少しずつ軒を整えていく姿には頭が下がります。
なにやら的川さんと佐藤さんも地道な作業をしているようなので尋ねると、刈り揃えた面の隙間が空いているところに、茅を差して埋めているとのこと(写さないで!とのことでした)。こうやって、きれいな屋根に仕上がっていきます。













2017年6月22日(木)・23日(金)
屋根の横木が全て外されました。それは刈り揃えが完了したことを意味します。目の前には、今までモサモサと茅で覆われていた屋根だったことが信じられないほど、美しい曲面に仕上がった屋根が現れています!
その軒先の最後の仕上げがこの2日間で行われました。この大きな屋根の、ほんの先端のわずか数センチを刈って揃えるような繊細な作業です。
暑い中、足場に座りこんで長い間、職人さん達が作業した結果、芸術作品のように美しい茅葺屋根にとうとう生まれ変わりました!


2017年6月23日(金)ついに「鄙舎茅の葺き替え」が完了しました!




